副業としてヨガインストラクターはおすすめ！だけど・・・

副業ブームにのるヨガインストラクターという仕事

副業ブームや老後2000万円問題などもあり、ヨガインストラクターの資格を持っている会社員の方も増えてきました。
他業種の友達から「ヨガの資格持ってる」というお話もよく耳にするようになりました。

ぶっちゃけ副業としてヨガインストラクターはおすすめ！

ヨガインストラクターは副業として、個人的にもおすすめします。副業として、平日の夜や週末だけヨガインストラクターとして活躍している人はたくさんいます。
中には、副業から実績を積んでからフリーランスになる人もいます。

副業としてヨガインストラクターをおすすめする理由

1,残業が無い (時間内に終わる)
ヨガスタジオにもよると思いますが、基本的に業務委託としてのヨガインストラクターはレッスン時間とその前後しか拘束時間がありません。残業が無いことから、本業に専念しやすいというメリットがあります。

2,健康意識が高まる
最近の健康ブームから健康意識が高い方も増えていますが、ヨガインストラクターという仕事は、人前に出る仕事です。自然と自己管理としての健康管理意識も高まります。
また、機能解剖学や運動生理学など、体の構造から勉強することができます。人間として生きていく上で、体のことを履修していて損は無いと思います。

3,働いた時間だけしっかりお金が入る
労働した時間分はしっかりお金が発生します。レギュラーレッスン以外にもスポットの仕事（代行レッスンやイベントなど）をとると、働いた分だけしっかり稼げます。

副業としてヨガインストラクターをするデメリット

逆にデメリットもお伝えしていきたいと思います。

1,報酬を受け取るまで時間がかかる
ヨガインストラクターになるには、養成コースを受講するのがオーソドックスな方法です。
養成コースは3ヶ月から長いと6ヶ月コースなどもあります。報酬を受け取るまでに時間がかかることがデメリットです。今すぐお金が欲しい！という方には向いていません。

2,挫折してしまう人がいる
これは、他の副業にも共通することかもしれませんが、前途したヨガインストラクター養成コース受講期間中に挫折し、やめてしまう方もおられます。これは業界あるあるです。
特に大きな間違いは「ポーズができたらインストラクターになれる」と思ってしまう方です。
インストラクターは講師業。ポーズはできて当たり前。「ポーズを教えてる技術」が求められます。ここで挫折する方が多いのでご注意です。ヨガスタジオによっては講師は見本のポーズを見せないという指導方法をとっているところもあったりします。

RYT200やインド中央政府公認のヨガインストラクターなどの資格を取れたり、養成コースを卒業できた！としても、仕事を受けるためヨガスタジオやスポーツジムのオーディションに合格する必要があります。合格できなければ、仕事ができません。
最近では、個人でヨガスタジオも開業できるようになりました。マーケティングや集客に自信がある方は、自身でレッスンを開講するというのもおすすめです。

3,肉体労働である
ヨガインストラクターはなんだかキラキラして華やかな世界のように見えますが、この仕事は「肉体労働」です。身体が資本になります。いくら体と頭が疲弊していても、レッスンの時間になればビシッと指導することが求められます。副業だから手抜きするということが許されません。
商売道具であるの体のメンテナンスも必要とされます。
以前、契約していたスポーツジムには査定の項目に「見た目」というのもありました。体脂肪率はもちろん、爪や髪のお手入れなど、清潔感があるように気を使う必要があります。

コロナ渦をキッカケにヨガの資格が取りやすくなったのはチャンス！

コロナ渦で、テレワークになり自分の時間が増えたことから、養成コースに通う時間が取りやすくなった方もいます。これまでの養成コースも全てオフラインでしたが、一部実技はオンラインで受講できるようになったりと効率的に受講することができるようになりました。
ヨガの資格や勉強を始めるのにはチャンスだと思います。

ヨガ資格を取る時ここに気をつけて！

オンラインが普及したおかげで、ひと昔前よりヨガの資格取得にかかるお金や時間の負担は減ってきました。
ただし「オンラインだけで完結」してしまう養成コースは個人的にあまりおすすめしません。やはり、画面越しでのポーズのチェックはオフラインではまだまだです。
一方方向のみというオンラインは特に注意です。実際にヨガを教えようとすると、疑問点がたくさん出てきます。また、自信では気づかない間違いなどもあります。双方向型のオンラインやフォローがあるところは良いと思います。

また、実際のレッスンはオフラインです。講師がオフラインで、どのように指導しているか実際にレッスンを受講することもとても大切です。
私が通っていた養成コースではコース期間中にレッスンが受け放題だったので、たくさんレッスンを受けました。そこで得た知識やインストラクターとしての身振り手振り、お客様との接し方などはとても勉強になりました。